フィンランド 変形ショールカラー テーラードジャケット 60-70's Finland [C1769]

フィンランド60-70年代の変形ショールカラー テーラードジャケットです。
北欧デザイン極まれりのディテールですが、順を追って解説させていただきます。
コットンのように硬い質感のウールの素材感はヘリンボーン織に紡がれており、ブルーのストライプカラーは遠目に無地に見えます。
最大の特徴である変形的なショールカラーはラペル幅が狭く、かつVゾーンが高い位置で設定されており他では中々見かけない形です。
こういう部分に同年代で流行したUKのモッズ文化の影響を受けているのではないかということが伺えます。
クラシカルな三つボタンはVゾーンに合わせて高い位置に設定されており一番下のボタンですらウエストより上の位置に来ることからボタンを全て閉めて着ることが想定されていたのではないかと考えられます。
身体を締め付けるほどにキュッと絞ったウエストのシェイプやインナーにシャツ以外を着ないことを前提にした明確な設計意図を感じます。
腰ポケットのスラッシュポケットにするスポーツ感といい、北欧デザインの変態性を存分に感じることができる一品です。
ぜひ普段使いのコーディネートに北欧ヴィンテージをお楽しみください。

状態は使用感が少ない状態です。

商品写真の着用者：身長175cm体重78kg
薄手のインナーで細身のジャストサイズの着用感です。

サイズ[cm]
表記 50B (M-Lサイズ相当)
肩幅 43
身幅 48
着丈 77
袖丈（肩〜袖先） 62